1日に必要となる鉄分の摂取量目安は?妊娠中は多め?

鉄分は血液の中のヘモグロビンが生成されるために必須の栄養素です。ヘモグロビンの生成が滞ってしまうと、身体中の細胞に新鮮な酸素を受け渡す能力が欠乏してしまうため、貧血を引き起こしめまいや頭痛などの症状を引き起こしてしまいます。

人間には、1日にどの程度の鉄分の摂取が必要なのでしょうか。

厚生労働省による1日の鉄分摂取の推奨量は、18~29歳の男性で7.0㎎、30~49歳男性で7.5㎎となっています。女性の場合は月経のある10~14歳で14.0㎎、15歳~69歳で10.5㎎と男性に比べて女性の方が1日の摂取推奨量は多くなっています。これは女性が毎月月経があり、鉄分が不足してしまうことが理由です。さらに妊娠中の女性は妊娠初期と授乳期で2.5㎎、中・後期で15.0㎎の付加が推奨されています。

これは胎児が母親の血液中から酸素と栄養素を摂取することで成長していることが理由で、母親が妊娠中に貧血になってしまうと、胎児にまで影響が及んでしまうことが原因です。また、妊娠中には胎児の成長にも鉄分が必要になることも理由の一つです。

日本人女性は、どの年代においても鉄分が不足していると言われています。鉄分の多く含まれている食材を積極的に摂取することも必要ですが、どれだけ鉄分を摂取してもそれを身体に送り出すための血液が不足していては意味がありません。鉄分と一緒に、造血作用がある食材を一緒に摂取するようにしましょう。

造血作用のある栄養素は、葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12があります。レバーには鉄分と造血作用のある栄養素が一緒に含まれているため、効率よく鉄分を摂取しながら造血することが可能となります。

また、どれだけ鉄分の多い食材を摂取しても、そのすべてが身体に吸収されるわけではありません。鉄分の吸収を良くするたんぱく質やビタミンCを一緒に摂取することで、不足している鉄分をしっかりと補給できるようになります。

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